ブラウザ版の BinaryViewer を作ってみました

2020年9月2日

ちょっとファイルの中身を見てみたいとき。 自分のPCならバイナリエディタ・ビューワーは入ってますが、例えば客先で使用するパソコンの中に入ってるとは限りません。 勝手にインストールするわけにもいかないので、そんなときでもお手軽に使えるバイナリビューワーを作ってみました。 Javascript でブラウザ上で動作するバイナリビューワーです。 ツール の中にある BinaryViewer on Webが、それです。 読み込ませたいファイルを Drag and Drop するか、Load… から開いてみてください。 基本的にキーボードでの操作がメインです。 各キーの説明は同ページの下のほうに書いてますので、何とかなるのではないかと思います。 今のところ、この BinaryViewer on Web の特徴は次の通りです。
【1】 ブラウザ上で動くので、動作環境をあまり問わない(はず)
ざっと以下の環境で軽くテストしてみました。おおむね動作良好なようです。 ・Windows8 .. GoogleChrome-36, IE-11.0, Opera-23.0 ・CentOS-6.5 .. FireFox-24.6.0 ・MacOSX-10.8.5 .. Safari-6.0.5
【2】 数GByte 程度の大きなのファイルでも一瞬で表示されます
表示部分のデータしか読み込まないので、サクサク動きます。
【3】 表示エリアが縦横ともに可変です
横方向は 1列 ~ 100列 まで、縦方向は 10行~100行まで自在に変えられます。
【4】 10進数/16進数の表示切替えができます
16進数入門者向けとしてこの機能をつけてみましたが、どうでしょう? ちなみに10進数表示のときは、[Shift]+[PageUp/PageDown] のスクロール量は10画面単位となります。 (16進数表示の場合は16画面単位です)
【5】 短所:検索機能がない
これをつけると処理時間がかかりそうで、【2】の長所が失われそうなことからカットしました。 が。重要な機能なので、いずれは搭載したいと思います。
果たして使い物になるかどうか不安ですが、どうぞお試しくださいませ!

binaryviewer,javascript

Posted by plkl